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業務改革を通じて百年企業を目指す水産加工メーカー ―オカフーズ

2019人材育成企業21正方形バナー

(『経済界』2019年11月号より転載) 

岡孝行氏

オカフーズ社長 岡孝行(おか・たかゆき)

国内外で水産加工食品を製造・販売するオカフーズ。2011年に社長に就任した岡孝行氏は「全てのステークホルダーにとって日本一魅力ある企業」を掲げて数々の業務改革を推進。生産性向上や職場環境の整備を通じて事業基盤を固め、百年企業を目指す。

 「従業員やお客さま、仕入先さまといったステークホルダーにとって魅力ある水産加工メーカーを目指し、関係者全員がウィンウィンになれる関係を構築します」

 オカフーズの岡孝行社長はこのように説明する。同社は骨取り魚の切身、その他骨取り魚の加工品などを製造、販売している。ここ数年間、増収増益を着実に達成。その背景には岡社長が就任以後、地道に取り組んできた業務改革にあった。

新人の定着率の低さや社内の風通しの悪さに悩んでいた岡社長は2012年に、清掃や整理整頓を軸とした朝礼後の環境整備活動を開始。当初は「こんなことをやってもムダ」と社内の反発を受け、社長一人で開始。徐々に周囲を巻き込み、全社的な動きに変えていった。

「小さな取り組みでも1年続けば継続、3年続けば習慣、5年以上続けば文化に変わります。活動を通じて社員が小さな成功体験を積み、やがて業務面での『気付き』が生まれるようになり、社内に明るい雰囲気が出てきました」

社内の意思疎通が以前よりスムーズになった2017年頃から「FISH活動(業務改善プロジェクト)」を本格的にスタートした。社員全員が業務改善に取り組み、ExcelマクロやRPA(業務ロボット)、クラウドサービスを積極的に導入した結果、現在では一人当たり600時間の労働時間を削減している。営業面では適切なヒアリングに沿って最適な商品のみを提案するように徹底した結果、顧客に同社の商品へより高い付加価値を感じてもらえるようになり、収益がアップした。利益は特別賞与として社員に還元している。また、定時退社が定着して社員のモチベーションは着実に向上した。

続いて岡社長はCHO(健康管理最高責任者)に就任し、健康経営の実践に勤しむ。健康診断のオプション検査やスポーツクラブの会費などを補助、社員の健康を増進させて「メリハリの利いた働き方」を促す。

「誰が社長になっても事業を円滑に回せる仕組みによって百年続く企業を構築します。社員一人一人が強くなることで会社も強くなりますから、今年は特に社員教育に積極投資しています」

会社概要
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設立 1975年6月
資本金 4,000万円
売上高 75億3,500万円(2019年5月期)
所在地 東京都中央区
従業員数 45人
事業内容 水産加工食品および冷凍魚介類の開発・製造・輸入・販売
https://okafoods.jp/
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