昨年オープンのグランフロント大阪、中之島フェスティバルタワーに続いて今春、あべのハルカスが全面開業となる。今年後半にはUSJ過去最大規模の投資で建造される「ハリーポッター」新エリアのオープンも予定され、大型施設の開設ラッシュが続く。アベノミクスで好転した景況感を背景に、北に南に、関西経済が一気に動き出した。活性化の中身もこれまでとはひと味違う。「知の集積」で活気づくナレッジキャピタル、古都・城・色・文化など関西独自の観光資源を活かした海外観光客の誘致、近大マグロや万能細胞「STAP」に代表される研究機関の成果など、産官学ががっちりとスクラムを組んで関西経済全体を押し上げている。長く沈んでいた関西経済が今、蘇る。
注目記事
経済ジャーナリスト 眞島弘
動き出した関西政財界 鍵握る納得のリーダーシップ
森詳介(公益社団法人 関西経済連合会会長)
佐藤茂雄(大阪商工会議所 会頭)
鳥井信吾(一般社団法人 関西経済同友会代表幹事)
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